合宿っていいな。

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岡崎塾の岡﨑です。
淡路島での1泊2日の宿題合宿がおわりました。


昨日、小学3年生の男の子が「寂しい。家に帰りたい。ママに電話してほしい。」と泣いて言ってきました。

すごく泣くので、ある講師は「電話して迎えに来てもらいましょう!」と言います。
私は、その彼にこう言いました。

「よく合宿に参加したね。辛いことを乗り越えて人は強くなる。この合宿でレベルアップしたね。」などと励まし、私自身の昔あったホームシック話をしました。

そしたら、また大泣き。
でもそこで、バナナをプレゼントすると、笑顔になりました。

15分後、また大泣き、でも彼は電話をしてもらえないと思ったのか、宿泊する覚悟を決めていました。
そうしていると、同部屋の小学4年生の男の子が、「一緒に寝よ!大丈夫だから行こ!」と声をかけてくれている姿を見ました。

 

友達と参加したわけではない1人の小学6年生の女の子がいました。
心細かったとは思いますが、積極的に話しかけ、中学1年生の女の子と仲良くなっていました。

初めまして同志の2人。
徐々に距離が近くなっていく姿を見て、コミュニケーション能力の成長を感じました。
1人での参加。不安もあったと思いますが、「与えられた環境を自分で変えていく力」を身に付けていました。

 

施設の方への挨拶、他の団体の方への挨拶、食堂の食事を提供してくださる方への「美味しかったです。ごちそうさまでした。」と自然と言えることの大切さも感じています。

国の施設なので、部屋は次の人のために掃除します。
同部屋になった仲間との協力や、普段では感じることのできない生徒の良さを発見できて、今年も続けて良かったと感じています。

 

講師自身も学びが多いです。
先読み力、観察力、指導力、危機管理能力がこの宿題合宿を通してつきます。
読解力、思考力、判断力、表現力も大切ですが「対応力」を身に付けることができるのも合宿の良さです。

50名限定のイベントですが、ご参加いただきありがとうございました。